生産管理は出世コース!具体的な将来像やおすすめ転職先を徹底解説

生産管理部門への配属は、将来を期待されている証です。

しかし、生産管理部門として仕事をした結果、どのような出世コースにのれるのでしょうか。

きっと「具体的な将来像がわかっているほうが頑張れる」という方も多いはず。

そこで今回は、生産管理職からの具体的な出世像を解説します。

生産管理向けの人物像についても、あわせてご参考ください。

生産管理が出世コースといえる3つの理由とは?

生産管理はきつい仕事、と言われているのは「生産管理がきつい!頑張る価値や作業効率化の極意とは?」に掲載している通りです。

しか逆をいえば、生産管理のような煩雑さを極める業務は、一定以上の能力がある人しかできないということ。

それでは、生産管理が出世コースといえる理由を、詳しく見ていきましょう。

生産管理が出世コースの理由1.企業全体の仕事を担うため

生産管理が関わるおもな業務は、以下の9つです。

  1. 各製品の納期調整
  2. ラインの負荷を考慮した受注可否判断
  3. 資材発注業務
  4. トラブル発生時の対応
  5. 原価・予算・利益を考慮した計画作成、及び工程管理
  6. 品質管理のクレーム対応
  7. 配送の方法、及びスケジュール管理
  8. 出荷前の最終確認
  9. 各業務の雑務

より詳しく生産管理の業務を知りたい場合は「生産管理の業務とは?社内の人材を活かし作業効率化する方法を解説」をご覧ください。

生産管理の業務をわかりやすく例えると「中間管理職」です。

生産管理の業務は、部門ごとの仲介役と事務処理を担うのが中核であり、時には会社全体を動かすことも。

そのため、会社の全体的な流れを学べます。

会社全体の流れがわかる人材であれば、出世コースを進むのも納得でしょう。

生産管理が出世コースの理由2.管理能力が鍛えられるため

生産管理職は、製品の受注から出荷まで、各工程の管理業務を担います。

生産管理の業務フローは以下の通りです。

  1. 需要予測
  2. 生産計画策定
  3. 調達・購買計画策定
  4. 生産実施・制御・管理
  5. 品質管理
  6. 在庫管理

業務フローを見ると「管理」と名のついた業務が、半数を占めているのがお分かりでしょう。

さらに近年ではERPのような基幹システムの出現により、生産計画は自動化されているケースもあります。

しかし業務上、トラブルが発生する可能性があり、人間の柔軟性に頼らざるをえないという一面をあわせ持ちます。

そういった背景もあり、生産管理の業務をこなすうち、自然に管理能力が身に付きます。

生産管理が出世コースの理由3.企業に期待されているため

企業の多くは「生産管理の仕事を通して、将来の幹部候補を育てたい」と考えています。

生産管理職は、会社全体の動きが把握でき、管理力が身に付きます。

さらに、煩雑できつい仕事に立ち向かう精神力も鍛えられるでしょう。

つまり、生産管理の仕事は、能力をトータル的に養う場になり得るということ。

そう考えると、社内人事で出世させるのは当然です。

生産管理は、社内でキャリアアップしたい方の天職といえる仕事です。

【将来像】生産管理から可能な3つの出世コースとは?

生産管理からの、具体的な出世コースの代表例は以下の3つです。

  1. グループリーダー
  2. 主任
  3. 管理職

生産管理からの主背コースは、最初はグループリーダーとして、最終的には工場長も狙えます。

自分の将来にあてはめながら、道筋を見てみましょう。

生産管理からの出世コース1.グループリーダー

グループリーダーは、工場内の、各チームを束ねる役割を担います。

工場内には様々な部署があり、ラインが違えば担当する製品が異なります。

グループリーダーは、それぞれの環境で、効率良く生産を続けるために必要な役職です。

ときには、ラインで発生した問題を報告し、現場と管理スタッフの橋渡し役になる場合もあるでしょう。

グループリーダーは、生産管理で培った、管理力・コミュニケーション能力を活かした業務です。

生産管理からの出世コース2.主任

主任は、グループリーダーをまとめる役割を担います。

グループリーダーよりも広範囲の情報を集め、仕事が計画通りに進行しているかを確認します。

仕事が滞っているようであれば、原因追及・対策実行など、いわゆるマネジメント業務を行う場面もあるでしょう。

生産管理で培った、管理力・コミュニケーション能力に加え、トラブル対応力・マネジメントスキルが求められます。

生産管理からの出世コース3.管理職

管理職は、係長・課長・部長・工場長の順に昇進します。

管理職の主な業務は、予算管理や人材育成。

現場にはあまり出ず、デスクワークが多いのが特徴です。

昇進にともない、より広い視野で、自分が統括する業務の流れを把握しなければいけません。

そのうえでマネジメント業務を行い、全社的な業務の流れがスムーズになるように調整します。

出世コースの生産管理、向いている人物像とは?

生産管理向きの人物像について解説します。

「自分に生産管理が務まるのか?」と不安になったときにご覧ください。

ただし、自分と重ね合わせたときに、足りないスキルがあったとしてもあきらめてはいけません。

現時点の不足点を、意識しながら生産管理に従事すると、自然に身に付きます。

出世コースの生産管理向きな人物像1.広く浅くスキルを磨ける人

生産管理は、全社的な視点で物事を進める仕事です。

そのため、どれか1つの分野に特化した知識は必要ありません。

例えば「この曲げ加工は、当社では対応できない」といった、深い知識です。

必要とされるのは、自社で取り扱っている製品の大まかな情報や、大まかな作業時間の計算スキルです。

しかし「生産管理が出世コースの理由1.企業全体の仕事を担うため」でも紹介したように、生産管理の業務は多岐に渡ります。

全てを1度に吸収しようとせず、少しずつ知識を吸収しましょう。

生産管理の仕事は、地道な努力が出来る人が向いています。

出世コースの生産管理向きな人物像2.コミュニケーションスキルがある人

生産管理は、部署間の板挟みになりがちです。

初めて受注する製品であれば、現場と営業の間を取り持ちつつ、無理のない範囲で最速の納期を設定します。

クレームが届けば、速やかに各部署長に連絡し、事実確認をしたうえで謝罪の準備を進めるシーンもあるでしょう。

このように、生産管理は多くの部署を行き来し、ときには半日以上の時間を誰かと話すことも。

よって、生産管理は、コミュニケーションスキルが高い人向けの仕事です。

出世コースの生産管理向きな人物像3.性別によるメリットの違いを活かせる人

引用元:ハタラクティブ「就活アドバイザーが教える!品質管理・生産管理・メンテナンスのお仕事」

生産管理の男女比は、8:2です。

生産管理は、男女どちらかが有利というわけではなく、それぞれのメリットをどう活かすかがポイント。

男女それぞれのメリットを比較してみましょう。

男性
  • 現場を手伝える
  • 手伝いで知識・スキルを吸収できる
  • 工場内は男性が多く、コミュニケーションを図りやすい
女性
  • 仕事を正確にこなす力が高い
  • リスクを敏感に察知できる
  • 電話対応時に「明るい会社」というイメージを与えやすい

経営側の視点に立つと、できれば両方欲しい、と感じるのではないでしょうか。

男女それぞれが協力体制を築けば、生産管理の業務が安定しやすく、作業効率が向上するのは明らか。

生産管理には、性別ごとのメリットを客観的にとらえ、業務に活かせる人材が必要です。

出世コースの生産管理がきつい!おすすめの転職先とは?

ひたむきに努力を続け、多くの知識やスキルを身に付けても、現在の企業を退職する道を選択するケースもあるでしょう。

そこで問題になるのが、転職先で生産管理職に就ける可能性が低いという点。

生産管理は、出世を見込んだ新卒採用が多く、生産管理職から生産管理職に転職する例はほとんどありません。

そこで、生産管理の知識とスキルを活かせる転職先を紹介します。

生産管理職向け転職先一覧

生産管理の転職先1.開発職

生産管理の経験者は、開発した製品の量産方法を考える場面で重宝されます。

製品開発の従事者は、量産化するための計画を練るのが苦手な場合がほとんど。

対して生産管理の経験者は、計画策定の経験が豊富です。

さらに、キャッシュフロー・資材調達の可否など、広範囲な課題の明確化と解決も可能でしょう。

生産管理の経験者は、開発部門の業務効率アップが可能な、貴重な人材となり得ます。

生産管理の転職先2.コンサル職

コンサルタントとは、クライアントが抱える課題を見極め、解決方を見出す仕事です。

生産管理では、品質管理や工程管理で、様々な課題解決をこなしてきた方も多いのではないでしょうか。

その点において、コンサル職は生産管理に通ずる部分があります。

生産管理職の、課題を見極める俯瞰的な視野、確実に課題解決に導く実行力などのスキルを活かせます。

コンサル職では、会社全体の業務や流れを見てきた経験によるスキルも発揮可能です。

クライアントが問題を解決したいのは、より効果のある戦略を見出すため。

全社的な視点は、より高い利益を見込める課題解決方法の策定に有効です。

出世コースの生産管理で得た能力を活かしたい方へ

今回お伝えしたポイントは以下の3つです。

  • 生産管理職は出世コース
  • 生産管理は、将来的に工場長を目指せる
  • 生産管理に最も必要なスキルは、地道な努力

生産管理は、業務が煩雑ですが、出世に期待できる仕事です。

一方で、同職種で転職するのは難しい一面もあります。

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