ERPはビッグバンアプローチor部分導入、どちらが良い?選び方も解説

  • 2022年7月21日
  • ERP
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ERPの必要性が叫ばれる中、自社にはどのような導入方法がいいのか決めかねていませんか?

全社システムを一括してERPで統合するのか、部門別に導入するのか、これはERP導入に向けて大きな議題となり得ます。

そこで今回は、ビッグバンアプローチ(一括導入)と部分導入のどちらがいいのかを解説します。

ERPの選び方についても、あわせて参考になさってください。

ERPのビッグバンアプローチと部分導入、それぞれの特徴とは?

ERPの導入方法は、企業の風潮や準備可能な費用など、様々な観点から検討する必要があります。

ビッグバンアプローチと部分導入、それぞれのメリット・デメリットを比べてみましょう。

きっと、自社にぴったりの導入方法が見つかります。

ERPのビッグバンアプローチは効果が早く出る

ERPのビッグバンアプローチとは、企業の全部門に対して一括で導入する方法です。

段階を踏まず、一気にERPを導入できるため、導入に必要なトータルコストを軽減可能。

ERP導入効果も実感しやすく、企業によっては、劇的に作業効率が向上する場合もあるでしょう。

ビッグバンアプローチは「企業全体を素早く効率化させ、DX(デジタルトランスフォーメーション)の波に乗り遅れないようにしたい」という企業向けの方法です。

ERPの部分導入は初期費用を抑えやすい

ERPの部分導入は、部門ごとまたは機能を限定して導入する方法です。

部門ごとにERPを導入するため、導入期間が短く済むのがポイントです。

ERPの導入期間はコストに直結します。

効果を実感するまでに時間がかかるケースもありますが、どのような効果が出ているかを分析しやすいのも大きな魅力。

使用感を確認しつつ、次のERP導入ではどのような機能が欲しいのかを検討可能です。

ERPの部分導入は、慎重に計画を進めたい企業向けの方法です。

ビッグバンアプローチ・部分導入のメリット比較表

ビッグバンアプローチと部分導入、それぞれのメリットを表で比較してみましょう。

  ビッグバンアプローチ 部分導入
導入コスト 全社的となるため高い 必要部門のみにとどまり、低コスト
難易度 規模が大きく、専門プロジェクトチームが必須 狭範囲で試験導入が可能
導入期間 全部門で一括導入でき、短期間 段階的な導入になるため、全社的な導入の視点では長期間
効果が出るまで 企業全体が効率化し、効果の実感が早い 導入した部門ごとに実感でき、導入範囲を確認しやすい

ビッグバンアプローチと部分導入、どちらも一長一短があるのがお分かりいただけるかと思います。

それでは、どちらの導入方法がいいのでしょうか。

次章で詳しく解説します。

【結論】ビッグバンアプローチ・部分導入は状況に合わせて選択すべき

ビッグバンアプローチと部分導入、どちらがいいとは一概に言えません。

たとえば「DXを速やかに進めたい」という限定条件のもとであれば、ビッグバンアプローチが適していると言えるでしょう。

しかし、条件が絞られていない状態では「企業が置かれている状況に合う方法を選択すべき」としか言えないのが現状です。

デジタル化・IT化が進む現代において、自社にはどのようなERP導入方法が向いているのか、検討を重ねたうえで判断してください。

中には「ビッグバンアプローチを進めたいが、ERP導入費用の捻出が困難」というケースがあるかもしれません。

そういった場合は、費用に合わせて、別プランを準備しておくと安心です。

ERPの導入をフレキシブルに対応できれば、部分導入でも、ビッグバンアプローチに近い形で実現できる可能性があります。

ERP選定前に検討すべき3つのポイントとは?

ERPを導入しても、活用しきれず、業務効率化できないケースがあります。

そんな事態を招かないために、ERP導入前に検討すべきポイントを解説します。

ERP導入にかけるコストと手間が、水泡となってしまわないよう、お役立てください。

ポイント1.ERP導入の目的を明確化

「ERP導入による業務効率化」ではなく「ERP導入」がゴールと勘違いするケースに、よくあるミスです。

ERP導入によって、何をどのように効率化するのか、効率化によってどれくらいの数値を目指すのかを明確化しておきましょう。

製造現場を例にしてみます。

ERP導入により、生産計画・資材発注・配送・生産管理などが効率化できた場合、生産能力はどの程度向上するのでしょうか。

期待できる生産能力の向上値は、企業によって異なるため、緻密なシミュレーションが必要です。

そして、シミュレーションで求めた理想値があればこそ、ERPの導入がゴールになるリスクは軽減できます。

できる限り具体的な目標値を設定し、目的の明確化に努めましょう。

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ポイント2.ERP導入についての説明を怠らない

ERPの導入には多額のコストが必要ですが、それだけのコストをかける必要性がなぜあるのかを社員に説明しましょう。

近年では物価の高騰が問題視されています。

生活費ばかりが高まり給料は全く上がらない、という声をよく耳にします。

このような状況下で、説明もなしに、ERPに多額のコストをつぎ込むと発表したらどうなるのでしょうか。

きっと、社員は不満が募り、転職を考える社員が現れても不思議ではありません。

ERP導入前に必要な説明のポイントは以下の3つです。

  1. ERPで何が可能になるのか
  2. ERP導入で社員にはどのようなメリットがあるのか
  3. ERP導入後に待遇が改善する可能性はどの程度見込めるのか

社員の待遇については、経営側として苦しいところもあるでしょう。

しかし、苦しい中でもERPの導入に踏み切るのです。

人材不足のさらなる深刻化を招かないために、社員ファーストの視点で説明するのが大切です。

ポイント3.ERP導入後の一時的なリスクを考慮する

最近では、ERPの本格導入前に、使用方法・トラブルシューティングなどの指導を行うベンダーが増えています。

中には、トラブルシューティング対応を丁寧に指導し、ランニングコストを抑えるよう努力するベンダーもいます。

ただし、全社員に指導できるわけではない、という点に注意が必要です。

ERPの指導は、一部の担当社員にのみ行うのが一般的です。

担当社員が、他社員にERPの使用方法を伝達し、浸透するまでは時間が必要です。

計画段階で、業務効率の一時的な低下リスクを考慮し、余裕を持った計画を策定しましょう。

失敗しないERPの選び方

ベンダーによって、取り扱っているERPが異なります。

つまり、ERP選び=ベンダー選びということ。

その点を踏まえてERPの選び方をご覧ください。

1.クラウド型ERPかオンプレミス型ERPか

以前は、セキュリティのリスクを考慮して、オンプレミス型ERPを選ぶ企業が大半でした。

近年では、クラウドのセキュリティ強化が施され、低コスト化を実現したクラウド型ERPが主流です。

システムの更新が全てリモートで成立し、自社サーバーのメンテナンスも不要な、クラウド型ERPは中小企業の強い味方です。

2.ERP導入後はどのような機能が拡張されるのか

ERPは、導入後も成長を続けます。

どのような機能が拡張されるのかは、ベンダーやERPによって異なるため、これまでにどのような機能が拡張されたのかは必ずチェックしましょう。

そして、自社が求める内容に、よりフィットした機能が拡張されたERPを選ぶのが理想的です。

3.アフターサポートや指導が充実しているか

アフターサポートが充実しているのは、当然と考える方も多いでしょう。

ポイントは、指導の充実度にも重点を置いて、ERPを選ぶことです。

指導が充実していれば、トラブル発生時も自社の社員が対応できます。

つまり、ベンダーの有料サポートを受ける必要がなく、ランニングコストを軽減しやすくなるということ。

アフターサポートに加え、指導は何を・どのように教えてくれるのかを確認すべきです。

ビッグバンアプローチ・部分導入、どちらも可能なIFSのERPとは?

画像引用:IFS

「ERP導入に必要な時間・人材・資金集めは、なかなか難しい」といった悩みを抱える中小企業にぴったりなのが、IFSのERPです。

本章では、IFSのERPの特徴を解説します。

IFSのERPはクラウド・コンポーネント型

画像引用:IFS

IFSのERPは、自社サーバーを設置する必要がないクラウド型です。

さらに、自社ニーズやコストに合わせて機能を選択できるコンポーネント型。

IFSのERPは、アジャイル開発にも対応しており、フレキシブルな対応を求められる中小企業向けです。

IFSのERPは定期的に更新、機能拡張も

IFSが直近(2022.7時点)で発表した機能拡張は、リモートサポートです。

生産管理は、インターネットがあれば自宅でも対応可能。

社員の状況変化に強く、よりスピーディな対応を可能にします。

今後も、ニーズに合った機能拡張に期待できます。

IFSのERPは導入後のトラブル対応コストを軽減

IFSのERPは、導入前の指導を徹底して行います。

基本的な使い方はもちろん、おもなトラブルシューティングも丁寧に指導。

有料サポートを受けるシーンが減少し、ランニングコストの大幅な削減に期待可能です。

ERPのビッグバンアプローチ・部分導入をご検討中の方へ

今回お伝えしたポイントは以下の3つです。

  • ビッグバンアプローチと部分導入は企業に体制に合わせて選ぶ
  • ERP導入前は、経営的な視点だけでなく、社員視点からも検討を進める必要がある
  • 中小企業におすすめのERPはIFS製

チェンシージャパン株式会社は、アジア最大級のIFSパートナーです。

ERP導入前の丁寧な指導、豊富なノウハウで、中小企業のDX推進にお力添え致します。

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