マネーフォワード ERPとは?クラウドERP freeeとの違いと料金プランを解説

  • 2021年10月19日
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バックオフィス用ERPとして注目を集める、マネーフォワードクラウドERP

一体どのようなシステムで、競合のクラウドERP freeeとはどのような違いがあるのでしょうか。

この記事では、マネーフォワードクラウドERPの特徴クラウドERP freeeとの違いを解説します。

料金プランの詳細と合わせてご覧ください。

マネーフォワードクラウドERPとは?

対象会社規模 小規模事業者〜大企業
提供形態 クラウド型
ERPの種類 業務ソフト型
料金プラン スモールビジネス:2,980円/月〜(税抜)
ビジネス:4,980円/月〜(税抜)
提供会社 株式会社マネーフォワード
ホームページ クラウド ERP freee

マネーフォワード クラウドERPは、人事労務業務・会計業務をシームレスに統合し、バックオフィス業務を自動化するソリューションです。

導入企業の成長段階・会社規模に合わせ、導入サービスを自由に組み替えることが可能

さらに、インターネットを介して提供されるクラウドERPのため、低コスト・短期間での導入を実現できます。

この章では、マネーフォワード クラウドERPの特長ともいえる、組み替え自由な16のサービスを詳しく解説します。

マネーフォワードクラウドERPで使える16サービス

引用:バックオフィスを効率化する「マネーフォワード クラウドERP」

マネーフォワード クラウドERPで利用できるサービスは上記の16種類

システムの導入目的に合わせ、最低1サービスから導入できます。

例えば、人事労務の効率化を目指すのであれば、下記が効果的でしょう。

  • 勤怠
  • 給与
  • 人事管理
  • 年末調整
  • マイナンバー

従業員情報を一元管理し、入退社手続き・勤怠管理・給与計算・年末調整業務における、データの二重入力を削減できます。

また、会計業務の自動化を目指すのであれば、下記をおすすめします。

  • 会計
  • 経費
  • 固定資産
  • 債務支払
  • 債権請求

銀行やクレジットカードなどの明細データを連携し、入力・仕訳を自動化できます。

マネーフォワード クラウドERPはニーズに合わせて、導入サービスを選択できる柔軟性の高いERPシステムなのです。

マネーフォワードクラウドERPとクラウドERP freeeの違い

マネーフォワード クラウドERPと比較されがちな、クラウドERP freee

両システムはともに、バックオフィス業務へ特化したクラウド型ERPですが、主に下記の違いがあります。

マネーフォワード クラウドERP クラウドERP freee
経理部門を得意とする 会計部門を得意とする
既存業務への適合率が高く運用しやすい 運用効果は大きいものの、初期設計が大きな障壁に

マネーフォワードクラウドERPは、シンプルな仕組みに定評があるERP製品です。

既存業務をそのままに、マネーフォワードクラウドERPに置き換えるだけで、効率化を実現できます。

一方、クラウドERP freeeは、業務フローの再構築を掲げるERP製品

システム自体が業務フローになるよう構築されており、大きな運用効果を望めます。

しかし、クラウドERP freeeの機能を使いこなすには、業務を丸ごと適合させる必要があるため、初期設計が大きな障害になるでしょう。

クラウドERP freeeについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご参考ください。

IFS LABO blog by CHENGSI Japan

クラウド会計ソフトとして、日本トップシェアを誇る「クラウドERP freee」。人気の理由は一体どのようなものなのでしょ…

マネーフォワードクラウドERPにおける3つの特徴

マネーフォワード クラウドERPには、主に下記3つの特徴があります。

  • サービス連携で人手業務を削減
  • バックオフィスの一元管理により経営状況が可視化
  • 低コスト・短期間での導入

この章では、それぞれの特徴について深掘りして解説します。

特徴1.サービス連携で人手業務を削減

1つ目の特徴は、各サービスの連携により、人手業務を削減できることです。

引用:クラウド型ERP はじめようキャンペーン|マネーフォワード クラウド ERP

マネーフォワードクラウドERPでは、各サービスが相互に連携しているため、データ収集や二重入力などの業務を削減できます。

また、搭載された人工知能(AI)がビッグデータを元に勘定科目を提案

使用するたびに学習するため、自動入力・自動仕分けの精度が高まり、チェック工数も削減できます。

日々の作業を自動化し、業務効率の大幅に改善が期待できます。

マネーフォワード公式のアンケート調査によると、マネーフォワード クラウドERPの導入により

  • 給与計算のコスト:年間約133万円削減
  • 会計業務にかかる時間:毎月約2分の1に短縮

などの実績が報告されています。

削減された人員・コストは、よりクリエイティブな業務に割り振れ、経営資源の最適化も期待できます。

特徴2.バックオフィス業務の一元管理により経営状況が可視化

2つ目の特徴は、バックオフィス業務の一元管理により、経営状況を可視化できることです。

先述の通り、マネーフォワードクラウドERPの各サービスは、入力データを相互に連携しています。

そのため、システムへアクセスすれば、社内データを瞬時に把握できるのです。

また、マネーフォワードクラウドERPには、日々のデータを自動で集計し、レポートを作成してくれる、レポート機能が搭載されています。

会計データを用いた経営状況や、さらに細かな売上・経費状況をリアルタイムに可視化できます。

現状の社内状況を正確に把握できれば、速やかにボトルネックを捉え、改善策・今後の対策などを施せるでしょう。

このように、マネーフォワードクラウドERPの導入メリットには、業務効率化のみならず、全社的観点の最適化も含まれるのです。

特徴3.低コスト・短期間での導入

3つ目の特徴は、低コスト・短期間での導入が可能なこと。

マネーフォワードクラウドERPはその名の通り、インターネットを介して提供されるクラウド型ERPです。

したがって、導入時に企業自らサーバーを用意する必要がありません

さらに、システムの対象範囲がバックオフィス業務に限定されているため、SAP ERPのような統合型ERPよりも短期かつ低コストで導入できます。

マネーフォワード公式の情報によると、マネーフォワードクラウドERPは最短1ヶ月で導入できるとのこと。

マネーフォワードクラウドERPは、最低1サービスから導入できる無駄のない料金体系のため、お試しで導入するスモールスタートにも適しています。

マネーフォワードクラウドERPの料金プランとは?

マネーフォワードクラウドERPの運用料金は、「基本料金+従量課金+オプション料金」により算出されます。

この章では、基本料金・従量課金・オプション料金それぞれについて、マネーフォワードクラウドERP公式情報をもとに詳しく解説します。

1.マネーフォワードクラウドERPの基本料金

引用:マネーフォワード クラウド会計の料金|マネーフォワードクラウドERP

マネーフォワードクラウドERPの基本料金は、会社規模に合わせ上記3種類が用意されています。

ただし、IPO準備・中堅〜大企業向けのプラン詳細は、問い合わせでの案内のため、ここでは省略します。

小規模事業者向けのスモールビジネスと中小企業向けのビジネスプランでは、経理財務の利用可能サービスに下記のような違いがあります。

クラウド債務支払

請求書の支払管理

購買申請など各種ワークフロー

クラウド会計

決算書の作成

部門登録

部門階層の作成

振込FBデータの作成

口座残高の突合

2部門まで

1階層まで

無制限

2階層まで

クラウド請求書

見積・納品・領収・請求書作成

請求書の郵送

ログインメンバーの追加

一括郵送・メール送信

180円/1通

3名まで

170円/1通

無制限

クラウド経費

経費精算

出張申請・購買申請など各種ワークフロー

参照:マネーフォワード クラウド会計の料金|マネーフォワードクラウドERP

内容が異なるのは、クラウド会計とクラウド請求書の部分です。

また、人事労務機能はスモールビジネスプランとビジネスプランともに同サービスを利用できます。

2022年6月から料金体系が変更されるため、導入を検討する場合には、新プランも合わせて確認することをおすすめします。

参考:料金体系の一部改定について|マネーフォワードクラウドサポート

2.マネーフォワードクラウドERPの従量課金

従量課金は、マネーフォワードクラウドERPの利用サービスごとに設けられています

引用:マネーフォワード クラウドの料金・プラン|マネーフォワードクラウド

各サービス5名までは基本料金内で利用でき、6名以上から追加料金が発生します。

クラウド債務支払いのみ、例外的に11名以上での追加料金が発生します。

3.マネーフォワードクラウドERPのオプション料金

引用:マネーフォワード クラウドの料金・プラン|マネーフォワードクラウド

マネーフォワードクラウドERPには、郵送やオペレーターなどの代行サービスがオプションとして用意されています。

オプション料金は、件数などによる従量課金制のため、利用料に応じた料金体系です。

マネーフォワードの導入事例と評判

マネーフォワードクラウドERPを導入した企業は、どのような課題を解決でき、効果を実感しているのでしょうか。

  • カラクリ株式会社
  • 株式会社カラダノート
  • 株式会社キュービック

この章では上記3社の事例をもとに詳しく解説します。

1.カラクリ株式会社

  • ​​会社情報:カラクリ株式会社
  • 従業員数:11名〜50名
  • 導入の経緯:内部統制への対応・人事労務の効率化

カラクリ株式会社は上場を目指すにあたり、内部統制に対応した会計システムや人事労務システムを検討していました。

マネーフォワードを導入したところ、承認機能や権限機能により、仕訳のダブルチェックが機能

また、誰が承認したのかという証跡を残せるため、監査にも十分耐えうるとのことです。

参照:経理1名でも業務を無理なくこなせる理由は、クラウドツールで業務構築した効果

2.株式会社カラダノート

  • ​​会社情報:株式会社カラダノート
  • 従業員数:11名〜50名
  • 導入の経緯:クラウド化推進

株式会社カラダノートはコロナ以降、リモートワーク環境の整備に向け、クラウド化を推進しました。

内部統制とコスト面を重視し、マネーフォワードを選定したとのことです。

マネーフォワードを導入後、コストパフォーマンスの良さを実感。

また、給与計算や請求書発行がWEB・メールで完結し、ペーパーレスが手作業削減に繋がったそうです。

参照:請求書からスモールスタートで導入。「サービスがわかれて連動している」メリットを活用

3.株式会社キュービック

  • 会社情報:株式会社キュービック
  • 従業員数:51~300名
  • 導入の経緯:既存システムの運用課題

株式会社キュービックでは、会計基準の違いや自社制度への不適合など、既存システムの運用課題が問題でした。

マネーフォワードは、給与計算時の処理確定機能の精度が高く、チェック時間を削減できたとのこと。

また、勤怠システムとの親和性も高く、現在では月初3営業日で従業員250名の勤怠管理〜給料計算を終えられるほどに。

この他、経理担当者の作業工数削減も実現できたそうです。

参照:月初3営業日で従業員250名の勤怠管理から給与計算まで終えられるようになりました

クラウドERPの特徴を理解して、自社にあったソフトを選択しよう

この記事では、マネーフォワードクラウドERPの特徴クラウドERP freeeとの違いを解説しました。

マネーフォワードクラウドERPの特徴は、以下3つ。

  • サービス連携で人手業務を削減
  • バックオフィスの一元管理により経営状況が可視化
  • 低コスト・短期間での導入

スモールビジネス・ビジネスプランでは、1ヶ月のトライアルが用意されているため、利用してみてはいかがでしょうか。

また、バックオフィス業務以外に営業管理・生産管理の効率化を検討される場合は、「IFS Applications」がおすすめ。

IFS Applicationsは会計・人事労務はもちろん、社内の全基幹業務を管理するコンポーネント型ERPシステムです。

ニーズに合わせて柔軟に対応でき、マニュファクチャリングERPの分野で、機能面の最高評価を受けているほど。

全社的な最適化をご検討の場合には、一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。

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チェンシージャパン株式会社(IFSチャネルパートナー)は、「IFS Applications」の販売・導入・構築・運用までワンストップで提供中。

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